食料価格などが高止まりする中、消費者物価指数の伸び率は、24カ月連続で日銀の物価安定目標の2%以上となった。
総務省が発表した3月の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除く指数が前の年の同じ月と比べ2.6%上昇し、24カ月連続で日銀の物価安定目標の2%以上となった。
食料の上昇率が4.8%となる中、外食の焼き肉が3.6%上昇したほか、リンゴの上げ幅が32.8%、せんべいは19.8%となった。
同時に発表された2023年度平均の消費者物価指数の上昇率は2.8%となり、政府による電気・ガス料金の負担軽減策の影響で、前年度から小幅に縮小した。
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