NITE=製品評価技術基盤機構は25日、温水洗浄便座の故障を放置したまま使用することで、発火事故の恐れがあるとして、注意を呼びかけた。

NITEによると、温水洗浄便座から漏水するなどの故障を放置したまま使用を続けた場合、製品の基板の部分がショートして壊れ、発火する事故が起きているという。

発火事故を防ぐために、「トイレが焦げ臭くいつもと違うにおいがする」「便座や洗浄水、温風が温まらない。または異常に熱い」「電源プラグや電源コード、便座コードに発熱や焦げ、変色がある」「水漏れが生じている」などの故障や異常が見つかった場合は、止水栓を閉めて電源プラグを抜き、使用を中止するよう呼びかけている。

また、誤った掃除の方法で温水洗浄便座を劣化させてしまう恐れもあるため、掃除する場合には、洗剤を温水洗浄便座の内部に直接入れないことや、プラスチック部分に吹きかけないこと、便器内に洗剤を長時間放置しないことなども呼びかけた。

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