24日、寄り付きから売り優勢で取引が始まった日経平均株価。午後は全面安の展開となり、終値は前の日に比べて439円安い3万9154円と6日連続の下落となりました。

マネックス証券 広木隆氏
「ちょうど今、決算発表シーズンが始まったばかりなので、この決算を見極めたいということ。月末には、日銀の金融政策決定会合という大きいイベントを控えている。それが、投資家の見送り姿勢を助長する要因になっている」

 さらに、円高が進んだことも投資家心理を冷やす結果につながりました。

 円相場は一時1ドル=153円台前半まで急騰し、およそ2カ月ぶりの水準となりました。

 日経平均先物は、ダウ平均株価やナスダック総合指数が大きく下げたことを受け、夜間取引で大幅な下落となりました。東京市場も大きく下げて始まるとみられます。

(「グッド!モーニング」2024年7月25日放送分より)

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