今月1日付けで新たに中国運輸局長に就任した金子修久氏は、JR芸備線の存廃を検討する再構築協議会について、住民の視点にたって議論を主導していく姿勢を示しました。

【金子修久新局長】
「地元の住民、利用者から見てどうするのが一番最適なのかという視点を大事にしたい」

中国運輸局の金子新局長は対象となっている区間の芸備線の利用状況など現状を正確に理解した上で、自治体やJR西日本などと一つ一つ合意を積み重ねていく必要性があるとの認識を示しました。

JR芸備線の一部区間の存廃を話し合う再構築協議会は、今月10日の幹事会で潜在需要などを含めた調査事業を今年度中に開始し、来年度以降、実証事業に移行する方針を確認しています。

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