世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証し、独自ランキングを紹介するMBS「サタデープラス」の『ひたすら試してランキング』。MBS清水麻椰アナウンサーが「めんつゆ」を徹底調査。ひたすら試してわかった、“サタプラ的おすすめベスト5”を発表した。

出汁にこだわる京料理界のレジェンド「かつおの香りと昆布・醤油がキーポイント」

今回は人気の「めんつゆ」16種類を比較。めんつゆとは、醤油・本みりん・砂糖などを混ぜて作る「かえし」に、かつお節や昆布などでとった「出汁(だし)」を加えたもの。そうめんだけでなく、様々な料理の味付けにも使える万能調味料だ。
そんな、めんつゆのチェックポイントは ①香り ②コストパフォーマンス ③そうめんとの相性 ④冷奴との相性 ⑤揚げ物との相性 の5項目。各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。

審査には、出汁にこだわる京料理界のレジェンド「祇園さゝ木」の佐々木浩さんが協力。「僕は、めんつゆといえば“かつお”やと思うんです。食べたときにどれだけかつおの香りが残ってくれるか」と、1つめの要点を挙げた佐々木さん。「それと昆布とのバランス、醬油の香り、この辺がキーポイントかなと思います」と語り、味に関するチェックに臨んだ。

忖度なしにひたすら「めんつゆ」を徹底調査。買って失敗しない、おすすめベスト5とは!?

5位は、減塩のイメージを覆す味わいの余韻

第5位は、ヤマキの『お塩ひかえめめんつゆ500ml』(税込278円 ※番組調べ)。

「そうめんとの相性」のチェックでは、試食した佐々木さんと清水アナが「おいしい!」と口を揃えた。
かつお節の香りとうま味はそのままに、塩分を30%カット。しかし、かつおの余韻はしっかりと感じることができる。清水アナも「減塩のイメージを覆したんじゃないですか」というほどの味わいで、高評価を獲得した。

4位は、めんつゆと白だしの良い所どりで「冷奴との相性」1位!

第4位は、ヤマサ醤油の『ヤマサ ぱぱっとちゃんと これ!うま!!つゆ500ml』(税込442円 ※番組調べ)。

めんつゆと白だしの良い所どりをした商品で、他にはない淡いきれいな色合いが特徴。味わいはかつお節・昆布・煮干しのうまみと甘みが効いた優しさにあふれ、「冷奴との相性」では1位となった。
薄味でも出汁がしっかりしているので、大根の煮物に使うのもおすすめ。佐々木さんも「ご主人と子どもさんがいたら『お母さん腕上げたね』って言うよね」というほど、これ1本あれば料理上手になれそうな超万能つゆだ。

3位は、しいたけの味で魅了! 「揚げ物との相性」も最高

第3位は、ヤマエ食品工業の『高千穂峡つゆ しいたけ味500ml』(税込405円 ※番組調べ)。

しいたけの豊かな香りが最高の一品。清水アナも「一口で鍋を食べてる気分です。深みがすごい。絶品!」と、丁寧に作られた味わいに魅了された。
九州・霧島山系の水でじっくりととった出汁に、しいたけのうまみをプラス。隠し味にハチミツを入れることで、濃厚でありながらすっきりとした味わいを実現している。
なすの揚げ浸しに調理して比較した「揚げ物との相性」では、「めちゃくちゃ手間暇かけた味がする」(清水アナ)、「めっちゃ贅沢な出汁に思えますね」(佐々木さん)と称賛され1位に。
佐々木さんは、しいたけの風味を活かして「炊き込みご飯にしたらうまいんじゃないですかね」と提案した。

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