ダウ平均株価が連日、市場最高値を更新したことを受け、続伸して始まった17日の日経平均株価。

 しかし、午後になると半導体関連株の売りが膨らんで下落に転じ、前の日より177円安い4万1097円で取引を終えました。

マネックス証券 広木隆氏
「アメリカが対中国の半導体規制で、さらに厳しいルールを検討していると、そういうニュースが入ってきた。これを受けて、日本の半導体製造装置関連が軒並み売られて、日経平均も下がってしまった」

 先ほど取引を終えたハイテク株中心のナスダック総合指数も、2.76%安と急反落。日経平均先物も急落していて、間もなく始まる日本株も下落して始まる可能性があります。

 今後の相場の見通しは?

広木氏
「やはり中国は、日本の半導体製造装置メーカーのお客さんだから。(日経平均にとって)悪材料であることは間違いないので。日本株の重しにはなるとは思う。ただ一部の話なので、日本株全体がどこまでもこの悪いニュースに引っ張られて、下落していくとは考えられないと思う」

(「グッド!モーニング」2024年7月18日放送分より)

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