暑い夏も人気のカレーに使う野菜の高値が続いています。

農林水産省が発表した先週の野菜の平均小売価格は、ニンジンは37%、ジャガイモが44%タマネギが33%それぞれ平年より高くなりました。

ニンジンは雨で生育不足のため高値水準が続いていますが、産地が切り替わり価格は落ち着き始めています。

一方、ジャガイモやタマネギは生育不足などで今月中は高値が続く見通しです。

農水省は、「野菜の主産地は涼しい東北地域に切り替わっていて、来月以降に東北も暑くなると野菜にも影響するのでは」としています。

帝国データバンクの調査によると、カレーライス1食あたりにかかる費用を示す「カレーライス物価指数」は1食あたり323円となり、統計を開始した2015年以降で過去最高を更新しました。

暑い夏に食べたくなるカレーですが、家計への負担は続きそうです。

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