11日の外国為替市場で円高が急速に進み、一時1ドル157円台をつけました。

11日のニューヨーク外国為替市場で、円が一時1ドル157円台半ばまで上昇し、約3週間ぶりの円高ドル安水準となりました。

発表されたアメリカの6月の消費者物価指数が市場予想を下回り、前の年の同じ月より3.0%上昇となりました。

FRB(連邦準備制度理事会)が早期の利下げに踏み切るという見方が強まり、日米の金利差縮小を意識したドル売り円買いが広がったとみられています。

一方で、市場関係者からは「アメリカの消費者物価指数の発表を狙った政府・日銀による為替介入の可能性もある」との見方も出ています。

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