日経平均株価が史上初めて4万2000円台を突破しました。東証から中継です。

「予想外の急上昇でややスピード違反だ」。今月に入ってから2000円以上値を上げている日経平均株価に市場からはそんな声も漏れ出ています。

きょうの日経平均株価は、午前9時の取引開始と同時に4万2000円台を上回り、取引時間中としての史上最高値を5営業日連続で更新。

上げ幅は一時600円に迫る場面もあり、午前の終値は347円高い、4万2179円で取引を終えました。

追い風となったのはアメリカの株高です。

前日のニューヨーク市場では、FRBが9月に利下げを始めるとの観測が一段と高まったことから主要な株式指数が揃って上昇。

ハイテク株の多いナスダック総合指数は、7営業日連続で最高値を更新しました。

これを受け、東京市場でも半導体関連株が買われたほか、円安の進行も下支えし、ほぼ全面高の展開となっています。

ただ、期待を先取りした値上がりに過熱感も警戒される中、これを裏付ける材料は出てくるのか、これから相次ぐ企業の決算発表に市場の関心が高まっています。

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