住友商事は9日、洗濯代行サービス「洗濯のアライさん」を始めたと発表した。
利用者はLINEで予約し、洗濯物を玄関前に置いておくだけで業者が回収し、その日の夜に洗濯して畳んだ状態で玄関に届けてくれる。
利用料は、1回あたり35リットルが入る専用バッグ1つ分で、週1回の定期プランだと2980円。都度、予約するスポットプランは3500円（いずれも税込み）。
集荷は前日の午後1時まで受け付ける。集荷時間は当日の午前中（午前7時から1時間ごとに設定可能）または、前日の午後8時から10時までを指定する。返却は当日の午後7時から10時（1時間ごとに設定可能）。
住友商事は、2023年8月から洗濯物代行サービスの実証実験を渋谷区で実施していて、今回は対象地域を新宿区と世田谷区にも拡大する。
このサービスは、住友商事の社内起業制度から生まれたもので、10兆円規模の無償労働をつぎ込んでいるとされている洗濯の市場を開拓する狙いだ。
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