ジェット旅客機「スペースジェット」の開発から撤退した三菱航空機の後継会社が、特別清算の開始を申し立てました。

ジェット旅客機「三菱スペースジェット」の開発を手掛けた三菱航空機の後継会社、MSJ資産管理が東京地裁に特別清算の開始を申し立てました。

国産ジェット旅客機の開発を目指していましたが事業性を見通せず、去年2月に開発中止を発表。後継のMSJ資産管理はことし3月末で解散し、清算手続きを進めていました。

3月末時点での負債総額は6413億円で、親会社の三菱重工はすでに損失を計上していて業績への影響は軽い見込みです。民間調査会社の帝国データバンクによりますと、倒産企業の負債額としては、令和に入ってから最大だということです。

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