27の日の日経平均株価は200円以上下落して始まると、一時400円以上値を下げ、3万9341円で取引を終えました。

 円安の進行は輸出関連株にも追い風とならず、全面安の展開です。

 投資家心理を悪化させたのは“為替介入への警戒感”でした。

マネックス証券チーフ・ストラテジスト
広木隆氏
「マーケットっていうのは、急変動というものを一番嫌う。為替介入が行われると、為替が急に動きます。マーケットが警戒するレベルに円安がなってきた。27日の株式市場では円安が、むしろ売り材料に捉えられた」

 また、「当分は株価が上昇しない」と考えた投資家が利益確定の売りを多く出したことも下落を後押ししました。

広木氏
「3万9000円より上になると、上値も抑えられてしまう。いわゆるボックス内の動きが続いていた。『じれったい』と思っていた人もいるんだろうと。とりあえず利益確定という人も(27日は)たくさんいたんだと思う」

(「グッド!モーニング」2024年6月28日放送分より)

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