7月から始まる博多祇園山笠に向けて、「走る飾り山笠」として知られる上川端通の飾り山笠で、「棒締め」の作業が行われました。
「棒~締めた、棒締めた」
23日朝、福岡市博多区の上川端商店街で長法被姿の男たちが行ったのは、飾り山笠の土台に「かき棒」を固定する「棒締め」です。
くぎや金具を一切使わず、「おやし棒」と呼ばれる棒を使って、縄を締め上げていきます。
八番山笠「上川端通」は、唯一、櫛田入りを披露する「走る飾り山笠」で、高さ10メートル以上、重さは2トンに及び、櫛田入り60周年となる今年は、人気アニメ「ガンダム」を見送りの標題としていることもあり、注目を集めています。
博多祇園山笠は7月1日から飾り山笠が公開され、15日の追い山笠に向けて、博多の街が熱気を帯びていきます。
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