大阪府の吉村洋文知事は、原則オンラインでのみ販売されている大阪・関西万博のチケットについて「紙でも販売すべき」との認識を示しました。

■チケットは全てキャッシュレス ID登録も必要で「購入の手続きが複雑」という声

来年の大阪・関西万博では、万博で初めて、会場内での支払いなどが全てキャッシュレスとなる予定で、チケットについても、原則、専用サイトから購入できる電子チケットのみとなっています。

しかし、チケットの購入には事前のID登録などが必要で「購入の手続きが複雑だ」という声が上がっていました。

これを受けて、博覧会協会は「紙チケット」の販売を検討していて、大阪府の吉村知事も21日、「必要だと思う」と話しました。

■「コンビニなどでも買えるようにすべき」と吉村知事

【大阪府 吉村知事】「僕自身が購入したときにID取得して時間かかった。開幕が近くなって買いにくいという声が広がるのは避けるべき」

さらに吉村知事は「コンビニなどでも買えるようにすべき」と話し、来週行われる博覧会協会の理事会で紙チケットの導入を提案するということです。

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