高速道路に設置した通信設備と車両がデータをやり取りして自動運転などを支援する「路車協調」システムの実証実験が公開されました。
自動運転の安全性を高めるには車載センサーの情報に加え、道路に設置されたカメラなどが集めた情報を車に提供して支援することが必要とされています。
また、受けた情報をいかに遅れることなく送信するかが課題です。
NEXCO中日本などは先月から、新東名高速道路の建設中の区間で「路車協調」の実証実験を始めました。
故障した自動運転車の遠隔操作のほか、車載センサーや路上カメラが検知した障害物情報を自動運転トラックが受けて車線変更する実験など23パターンに及びます。
結果は来年春に予定されている自動運転優先レーンでの実証に活用したいとしています。
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