今年に入り能登半島地震のほか愛媛で最大震度6弱を観測する地震が発生しています。防災意識が高まるなか、松山市では企業や施設などを対象に防災グッズの展示会が20日から開かれています。
会場に並べられているのは、簡易トイレや非常食など防災グッズ約120点。この展示会は、日用品などの仕入れサイトを運営する「オークファン」のグループ会社が、企業や病院、学校などを対象に開いています。
防災グッズは進化していて、非常食の中には、水もお湯も使わずにご飯やリゾットがそのまま食べられるレトルト食品や、最新の真空技術で7年間保存できるとしています。また「外国の宗教」を考えた食品ものも。また能登半島地震で断水で洗濯ができず下着不足が問題になったことを受け、肌着と靴下をコンパクトに真空パックした「下着3点セット」も登場しています。
訪れたカーディーラーの担当者:
「(社員は)400人を切るくらい。いま全員分の(非常食を)揃えてます。外国の宗教上、食べられない食物が入っているものも、“食べられますよ”っていうマークが付いているものがあって、それが今の時代に合っている」
訪れた文房具店の担当者:
「必ず必要なのが排泄ですよね、トイレとかあればいいかなと思いました」
主催者によりますと、企業の防災備蓄は「従業員数×3日分」を用意しておくことが望ましいということです。
オークファンパートナーズは「会社として1日8時間以上滞在しているところでもありる。社員向けの防災グッズを取りそろえていただきたい」と話しています。
この展示会は21日まで開かれています。
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