去年本格デビューしたサクランボ「やまがた紅王」の大玉コンテストが寒河江市で開かれた。500円玉をはるかに超える大玉の“重さ”を競い、今年の1位が決まった。
このコンテストは、生産者の大玉栽培への意欲と技術の向上・やまがた紅王の魅力のPRを目的に県が開いていて、今年で2回目。
今年は最上を除く地域の個人や団体から、1パック10粒ずつ39点の出品があった。
20日、県職員の4人の審査員が「大きさが4Lの31ミリ以上」「着色面積が80%以上」などの基準で選別し、その後、残った粒の全体の重さで順位をつけていった。
審査の結果、天童市の村形静雄さんのやまがた紅王が最も重く、1位に輝いた。
(県園芸大国推進課・近野広行課長)
「花が咲いてから収穫までの期間が短かったこともあり、なかなか大玉の果実を作るのが難しい年だった。その中でこれだけ大きいものを作ってもらい非常に素晴らしい」
出品された「やまがた紅王」は、22日午前10時から、山形市のイオンモール山形南で販売される。価格は、1位が1万5000円、2位が1万円、3位が7000円、その他は4000円。
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