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 傷みやすさが気になるバナナ。常温、冷蔵、冷凍、いろいろな所に保存している人がいますが、本当に最適な保存場所をご存じですか。

■一年中楽しめるバナナ!最適な保存方法

一年中楽しめるバナナ!最適な保存方法 この記事の写真

 食事としても、デザートとしても、一年中食べることができるバナナ。そんなバナナの保存は、皆さんどうしていますか?

常温派 街の人(70代)
「私はテーブルの上に食べやすいように置いてある」 常温派 街の人(30代)
「常温のフルーツバスケットというか、フルーツ置く場所に置いてある」 冷蔵派 街の人(50代)
「冷蔵庫に。皮が茶色くなるけど、中はちゃんと食べられる」 冷凍派 街の人(60代)
「うちはあまり食べないので、冷凍にすることにしてる」 ドール拡大推進室マネージャー 中島小織さん

 常温、冷蔵、冷凍など様々な方法で保存されるバナナは一年中食べられますが、最適な保存方法は何でしょうか?

 バナナの生産・販売大手のドールの中島さんに聞きました。

ドール
ドール拡大推進室

マネージャー 中島小織さん
「実はバナナって非常にデリケートなフルーツ。優しく保存してほしい」

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■暑い季節のバナナ「冷蔵保存で長持ち」

■暑い季節のバナナ「冷蔵保存で長持ち」

暑い季節は冷蔵保存がおすすめ 中島さん
「バナナの保存は季節によって変えてみてください。バナナが喜びます」

 実は「季節で変えた方がいい」というバナナの保存。では、常温がいいのはいつでしょうか?

中島さん
「バナナにとって最適な保管温度というのが、14℃から20℃の間というふうに言われている。南国の暑い地域で育つフルーツで、寒すぎる所に実は弱い。外の気温が寒い冬場は、お部屋の中で比較的暖かい場所、リビングやダイニングに置くと良いと思う」 冷蔵保存のポイント

 ドールによると、バナナの最適な保管温度は14℃から20℃です。基本は常温保存だそうです。それでも冷蔵が適している季節は?

中島さん
「外の気温が高い夏は、冬に比べて早く追熟が進んでしまうので、バナナを長持ちさせたい時は、冷蔵庫の野菜室に保存がおすすめ」

 これからの暑くなる季節は冷蔵がおすすめです。暑いと速くなるバナナが熟す速度を冷蔵することで、遅くすることができるのです。

 ですが、バナナは冷気にあたると皮の部分が黒ずんでしまうため、冷蔵する際にはポイントがあります。

中島さん
「お好みの状態まで追熟させてから、そのまま新聞紙などに包んで、冷蔵庫の野菜室に保存」

 南国育ちのバナナは、これからの時期は冷蔵保存、それ以外の季節は常温での保存がおすすめとのことです。

街の人(50代)
「そうなんですね。知らなかった。ちょっと夏場はやってみます」

注意点

 夏は冷凍保存もおすすめですが、注意点があります。一本ずつ皮をむいてラップをしないと、食べる時に皮がむけなくなってしまうそうです。

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