712円下げた前の日の終値からの反動で、330円以上値を上げて寄り付いた18日の日経平均株価。その後も堅調な値動きが続き、終値は前の日より379円高い3万8482円となりました。
三井住友DSアセットマネジメント
市川雅浩氏
「前日の日経平均はフランスを中心とした欧州政治不安を背景に大幅下落となりましたが、欧州とアメリカの主要株価指数が比較的落ち着いた動きになったので、いったん投資家の心理が上向いたということかと思う」
国内では株主総会シーズンに突入していて、投資家に支払われる配当金も反発を後押しした背景にあるといいます。
市川氏
「今週と来週で支払われる配当の総額は7兆円に達するとの見方もあり、日経平均の上昇にも配当金の再投資というのは、一部影響が出ていた可能性もあります。しかし配当の再投資による需給の改善は一時的なもので、日経平均が上昇基調に戻るにはもう少し時間を要すると思われます」
(「グッド!モーニング」2024年6月19日放送分より)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。