愛媛・松山生まれのキャッシュレス決済サービス「まちペイ」が新たな出資を受け、全国展開を目指すことになりました。１８日に発表されました。

松山市内では「まちペイ」の事業者の加戸慎太郎社長が会見を開き、ベンチャーファンド「いよぎんキャピタル」から新たに１億円の出資を受け、全国展開を目指すことを明らかにしました。

「まちぺイ」は松山発のデジタル地域通貨・キャッシュレスの決済サービス。２０１８年のサービス開始以来、これまでに累計１７０万回、約４３億円を決済してきたものの、使えるエリアは松山市内に限定されていました。しかし今回の出資で全国展開に必要な財務的な要件をクリアできる見込みになりました。

今後はエリアを超えたタクシーなどの交通の利用や、チェーン店が利用する全国統一レジへの導入などを目指します。

加戸社長は「キャッシュレス決済をさらに進め、地域経済の活性化に貢献したい」としています。

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