日本郵便はこの秋、およそ30年ぶりに値上げとなる新しい切手とはがきなどを公開しました。
はがきは現在の1枚63円から85円に、25グラム以下の定形の封書は84円から110円になります。
郵便物の全面的な値上げは、消費税増税を除けば1994年以来およそ30年ぶりです。
デジタル化の進展などで郵便物の数は年々減少していることが背景にあります。
日本郵便の郵便事業は輸送コストの高騰などで、2022年度の決算で民営化以降、初めて赤字に転落するなど苦しい経営が続いています。
値上げ料金は10月1日以降、郵便局の窓口に届けられたものから対象となります。
ポストへの投函(とうかん)は、1日初日の最初の回収分までであれば、今の料金で配達されるということです。
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