10日の東京株式市場は、円相場が1ドル=157円台まで下落したことを手掛かりに、午前中から買い注文が広がりました。
午後には一段高となって、上げ幅が400円に迫る場面もあり、終値では先月23日以来の3万9000円台を回復しました。
けん引したのは、円安が追い風となる自動車業界。日立が続伸し、上場来高値を更新したことも相場を押し上げました。
日立の株価は、去年から急激な上昇が続いています。
三井住友DSアセットマネジメント
市川雅浩氏
「『AI(人工知能)を使って、新たなサービスを開発できる人材を5万人規模で育てる』という報道で、将来的な成長の期待が高まって、株価上昇につながった可能性はある。姿勢のはっきり見える企業というのは、投資家には評価されやすい」
(「グッド!モーニング」2024年6月11日放送分より)
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