電気代の値上がりなどで負担が大きくなっている光熱費を少しでも抑えるため、時短料理が人気となっています。
■安くて時短!栄養バランスも良し!今注目の「せいろ蒸し」
井上貴博キャスター:
少しでも効率的に、そして手間を省くアイディアとして注目されている「せいろ蒸し」は、総合的な“時短アイテム”として人気上昇中です。早ければ10分で料理が完成するというもので、料理SNS「スナップディッシュ」の投稿数は2年前の約2倍になっているといいます。
人気の理由としては、▼家電を買うよりも安価、▼一気に調理することができる、▼栄養をバランスよくとれる、▼洗い物を減らせるといった理由から人気だそうです。
ホラン千秋キャスター:
「映え」を意識してSNSなどに載せている投稿をよく見ます。私は「せいろを洗うのは大変じゃないかな」、「お肉がついたらどうするのだろう」などと思ってしまいます。
産婦人科医 宋美玄さん:
「せいろ蒸し」は飽きてしまうのでは…という心配があり、私はシリコンスチーマーを使っています。
シリコンスチーマーだと蒸した後もそのまま調理ができますが、せいろ蒸しは何かにつけて食べるというイメージなので、毎回同じ味になってしまうかなと思ってしまいます。下味を付けて蒸すこともできるのでしょうか。
井上キャスター:
薄味になりがちなので、工夫して調理するということだろうと思いますが、脂も落ちるのでヘルシーだと思います。
料理SNS「スナップディッシュ」では様々なアレンジメニューが紹介されています。
【温ポテサラ】蒸したイモにマヨネーズを入れてつぶすだけ
【丸ごとトマトの肉詰め】オススメはあっさり鶏ミンチ
【たまご蒸しパン】砂糖・牛乳・たまご・薄力粉・ベーキングパウダーなどを入れ蒸す
せいろ蒸しを作った人からは「豪華に見えるよね、助かるわ~」、「余分な脂も落ちて胃もたれないし、野菜もたくさん食べることができて一石二鳥」という声が上がっています。
■おかずと主食をまとめてチン!人気の「ワンプレート冷食」
スーパーで最近よく見かける「ワンプレート冷食」も時短で注目されています。
スーパーマーケット「ライフ」の「デミグラスハンバーグ&ナポリタン」は、1人前の価格が366円(※価格は店舗により異なる)という安さです。
他にも「さばの味噌煮&五穀入りご飯」(税込み409円)や「チキンカツみぞれ煮風&押し麦入ご飯」(税込み409円)などがあるということです。
おかずと主食をレンジで簡単に調理できるワンプレート冷食ですが、ライフの広報によると「コロナ禍で人気が爆発。売り上げは年々上がっています」ということでした。
ホランキャスター:
チキンカツを揚げたり、ハンバーグをこねたりする時間を考えたら圧倒的にコストパフォーマンスはいいですよね。
宋美玄さん:
「パウチを湯煎」するお湯沸かすだけでも面倒くさいと感じるので、レンチンは楽でいいですよね。
井上キャスター:
食品会社でも数年前から「ワンプレート冷食」を販売していますが、種類が増えているということです。
nippun(ニップン)では「五目ご飯と鶏と野菜の黒酢あん」や、「完熟トマトソースハンバーグ&ミラのフードリア」、「和風おろしハンバーグ&香味醤油スパゲッティ」など様々なメニューがあります。「ワンコイン=500円以下」のラインナップが増えています。
ホランキャスター:
時短は何か意識していますか?
宋美玄さん:
ハンバーグは冷凍してもそんなに味が劣化しないので、焼いて弁当に入れたり、ハンバーグシチューにしたりするために小さい物を作っておくことがあります。ブロッコリーを凍ったままお弁当に入れると保冷剤代わりにもなりますし、「冷凍」は便利ですよね。
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<プロフィール>
宋美玄さん
産婦人科医
2児の母
女性の健康などのテーマを発信
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