2024年7月3日、新しい紙幣の発行が始まります。新紙幣は概ね20年ごとに発行されていますが、広く流通するのは今回が最後になるかもしれません。
新しい紙幣のイラストは、1万円札が渋沢栄一、5千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎です。
大きく数字で金額が書かれているのが特徴で「ユニバーサルデザイン」といって、外国人など漢字が読めない人や、視力が弱い人にも見分けがつきやすいようになっています。
いくつかの銀行に問い合わせたところ、早いところでは窓口で当日の昼ぐらいに切り替わるということです。銀行によっては7月4日以降というところもあり、ATMはもう少し時間がかかるとしています。
このところはキャッシュレス決済を使うため、現金を使わないという人も増えています。2023年の民間での支払いのうち、キャッシュレス決済の割合は39.3%となっていて、政府はこれを80%にする目標を掲げています。
新紙幣は概ね20年ごとに発行されていて、次のタイミングではさらに現金派が減ることも予想され、今回の紙幣が広く流通するものとしては最後になるかもしれません。
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