中国電力は月額550円(税込み)を払えば、中国地方などにある対象の飲食店などで660円以下のドリンク1杯が毎日無料になる飲み物のサブスクリプション(定額制)サービスを2024年秋に始めると発表しました。

中国電力が新しく始めるのは「ぐっとずっと。ドリンク」と呼ばれるサービスです。会員になると毎日午後3時から翌日の午前3時までの間、加盟店で660円以内の飲み物を1杯無料で飲めます。

ただし、対象のドリンクを除いて、来店者1人あたり1100円(税込み)以上の注文をする条件があります。

このサービスは名古屋市の東邦ガスが2020年10月に始めていて、中四国では四国ガスも2023年8月からスタートしています。ほかに東京ガス、北陸電力、金沢エナジーの計5社が各エリアで展開していて、5月現在、対象店は2316店です。

中国電力以外のエリアでも会員であれば飲食店で使用することができ、会員登録の方法は今後、周知される予定です。利用料は中国電力の収入となり、ドリンクの費用は店の負担です。

中国電力では飲食店の募集をすでに始めていて、新たな収益源を確保するとともに、地域の飲食店の集客を後押ししたいとしています。

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