地域に根ざした学びを。愛媛県の高校生が県内企業と連携して課題解決にあたる取り組み「みきゃん探究」の成果発表会が松山市で5日に開かれました。

「みきゃん探究」は愛媛の高校生と企業がICT教材を使って連携し、課題解決にあたる新たな学びの取り組み。地域に根ざした人材を育成しようと、テレビ愛媛と国のデジタル教材を開発・運用している東京の「Study Valley」社が連携して昨年度から始めました。

今年度は9つの高校と伊予銀行や愛媛銀行など9つの企業が参加。このうち松山西中等教育学校では5日、4年生の生徒約150人がグループごとに成果を発表しました。

生徒:
「私たちのグループでは、もうすでにあるアプリにグラフで自分がどうお金を使っているかや、これからどうお金を使っていくかをAIが予測して見やすくする機能を思いつきました」

発表会ではAIを使いお金の使い道を予測できる新たなアプリの開発などを提案。参加した企業の担当者も高校生からのアイデアを「参考にしたい」などと評価していました。

参加した生徒:
「世の中の流れとか、ニーズに応えられるサービスを提供しないといけないことを学んだので、将来自分が働く側、サービスを提供する側になった時、きょうの勉強が役に立つと思った」

今回の探究は、生徒たちにとっても地元企業を知るきっかけづくりになったようです。

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