2025年春に卒業する大学生などを対象にした大手企業の採用面接が6月に解禁され、週明けの6月3日から、多くの企業で本格化している。

第一生命は、3日から対面での採用面接を開始した。
初日の3日は、約180人の面接が行われるという。

また住友商事では、1次面接がオンラインで始まった。

「面接体験アンケート」と呼ばれる、面接終了後に学生に面接の雰囲気や満足度などを匿名で聞くアンケートを実施している。

住友商事HR企画戦略部・佐々木亮さんは「われわれの狙いとしては、面接の質の向上です。改善していきましょうっていうことを面接官にガイドしていく」と話した。

学生の数が減っていることなどから、8割近くの企業が、新卒採用について「厳しくなる」と回答していて、依然として学生の「売り手市場」が続くとみられている(マイナビ調べ)。

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