日々の食卓に欠かせない納豆ですが、粒とひきわり、どちらが好きですか?実は見た目や食感だけではない違いがあります。
■「容器に入れてから発酵」粒納豆
粒納豆 この記事の写真粒納豆とひきわり納豆は見た目や食感だけではなく、栄養価に違いがあります。
今回、お話を伺ったのは全国納豆協同組合連合会です。同じ大豆を使っているのに、栄養価が違うのはなぜなのか。それは作り方が違うからです。
粒納豆の作り方
1. 水につけ蒸す
2. 納豆菌をかける
3. 容器(パック)に入れる
4. 発酵
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■「子どもも高齢者も食べやすい」ひきわり納豆■「子どもも高齢者も食べやすい」ひきわり納豆
ひきわり納豆ひきわり納豆の作り方
1. 細かく刻んで皮を取る
2. 水につけ蒸す
3. 納豆菌をかける
4. 容器(パック)に入れる
5. 発酵
ひきわり納豆は、最初に細かく刻んで皮を取ってしまいます。このような違いがあるので、差が生まれるということです。
食べ分けてみるのもいいかもひきわり納豆は細かく刻んで小粒なので、皮がないので消化が早く、お子さんやお年寄りも食べやすいということです。
さらに小粒なので、表面積が広くなります。そうすると納豆菌が多くなります。
納豆菌の働きによって、ビタミンKが粒納豆の約1.5倍含まれます。骨を丈夫にする働きを助けてくれるということです。
一方、粒納豆にも良いところがあります。皮があるので食物繊維が豊富で、腸内環境に良いということです。
ですから、皆さん見た目や食感だけではなくて、とりたい栄養で食べ分けてみるのもいいかもしれません。
(スーパーJチャンネル「なるほどハテナ」2024年5月30日放送)
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