豆腐って、なんで「豆が腐る」って書くの?さまざまな説の真相を調べました。
■豆腐の名前にまつわる三つの説
豆腐の名前の由来 この記事の写真日本豆腐協会には三つの説が入ってきているということで、一つずつご紹介していきます。
三つの説説(1)豆腐と納豆が中国から伝わった時に、名前が入れ替わった
説(2)もともと中国では大豆を腐らせて豆腐を作っていた
説(3)「腐」という漢字の意味が、あとから変わった
このうちの二つは真っ赤な嘘です。どれか一つが日本豆腐協会の正しい見解ということです。一体どれが正しい説なのでしょうか。
この中で真っ赤な嘘なのは、「もともと中国では大豆を腐らせて豆腐を作っていた」という説です。
中国でも昔から豆腐の作り方は日本と変わらないということで、間違っているということです。
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■「ぶよぶよと柔らかいもの」から「痛む」へ■「ぶよぶよと柔らかいもの」から「痛む」へ
真っ赤な嘘「名前が入れ替わった」次の真っ赤な嘘は「豆腐と納豆が中国から伝わった時に名前が入れ替わった」です。
中国語の辞書でも「豆腐」と書いてある中国語の辞書を見ると一目瞭然ですが、日本豆腐協会によると、中国でも豆腐のことは「豆腐」と書いてあるということです。
現在は「傷む」という意味 正解は「『腐る』という漢字の意味が、あとから変わった」です。
元々、「腐」という漢字は、肉を保存している状態を表すものです。保存していると肉がだんだん柔らかくなってくるところから、「ぶよぶよと柔らかいもの」を表すようになりました。
豆腐は豆が柔らかくなった状態を表しています。今、この漢字は「傷む」という意味になりましたが、このような漢字の成り立ちがあります。
(スーパーJチャンネル「なるほどハテナ」2024年5月28日放送)
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