4月から一部解禁されたライドシェアを巡り、斎藤国土交通大臣が全面解禁の見送りを求め、河野デジタル大臣との協議が続いています。

河野デジタル大臣
「引き続き斉藤大臣としっかり協議をして、全国的な移動の制約の解消に取り組んで参りたいと思います」

 4月から導入された「日本版ライドシェア」を巡って政府は、タクシー会社以外の参入も認めるための法制度などについて、6月に方向性を示す方針です。

 そんななか、斎藤大臣は27日、河野大臣のもとを訪れ、全面解禁をすればタクシー運転手に大きな影響が生じかねないとして、法制度について、当面、言及しないよう求めました。

 一方、河野大臣は現在のライドシェアの効果を検証しながら、法制度の検討も同時に進めていくべきだとの考えを示し、両大臣の意見は一致しませんでした。

 河野大臣は引き続き協議していくとしています。

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