茶の産地、嬉野市で、15日新茶の入札会が開かれ、1キロあたり5万8000円と過去最高値が付きました。

今年の入札会には、佐賀と長崎の20の農家から「さえみどり」や「ゆたかみどり」など一番茶125点、3752キロが出品されました。
会場には、28の指定商社が訪れ、色や香り、味などを吟味し、入札していました。
入札の結果、平均単価は5642円、最高値は1キロ5万8000円で過去最高となりました。

【西九州茶農業協同組合連合会 古川剛課長】
「摘む段階の数日前から非常に天候が良かったということで色どりも良くかなりいいお茶がとれています」

一番茶の入札はゴールデンウィーク頃まで行われる予定で、西九州茶連は今シーズン1050トンを取り扱い、販売額は15億円を見込んでいるということです。

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