27日未明、鶴岡市の由良沖で操業中の漁船で、男性が倒れているのが発見された。男性はその後死亡が確認されたが、死因などはまだわかっていない。

死亡が確認されたのは、漁船「龍神」の船長で、酒田市亀ヶ崎の矢口進さん(48)。
酒田海上保安部によると、27日未明、「由良沖で漁船が漂っていて、ブリッジにライトはついているが人の動きが感じられない」と、近くを航行中の漁船から通報があった。

通報を受け、県漁業協同組合が船を出して確認のため「龍神」に乗り移ったところ、船の甲板で倒れている矢口さんを発見した。
矢口さんはその後、酒田港に搬送され死亡が確認された。

矢口さんは26日午前11時ごろにマグロを獲るため酒田港を出港していて、矢口さん以外に船に乗っていた人はいなかった。
酒田海上保安部は、矢口さんの死因や当時の船の状況などについて調べている。

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