「ホットケーキ」と、よく似た食べ物に「パンケーキ」があります。この2つの違い、説明できますか?
■違いは、一体何? メーカーに聞く
ホットケーキとパンケーキの違いは? この記事の写真ふわふわでしっとりとした生地に、クリームやフルーツと相性が抜群のパンケーキ。
似たものにホットケーキがありますが、ホットケーキとパンケーキの違いって、みなさん何だと思いますか?
街の人(60代)「パンケーキはふわふわで、ホットケーキはちょっとかため」 街の人(60代)
「パンケーキって呼び名が最近ではないけど、ホットケーキのほうが古いようなイメージがある」 街の人(20代)
「パンケーキがフルーツとかのっているイメージで、ホットケーキは単体のイメージ」 街の人(20代)
「パンケーキは店」
「ホットケーキは家。プレートとかで焼いたりとか」
「お母ちゃんが焼いてくれるやつ」 森永製菓マーケティング本部 食品マーケティング部 松原千明さん
ホットケーキとパンケーキの違いは、一体何なのか?両方を商品として販売している森永製菓に教えてもらいました。
森永製菓マーケティング本部食品マーケティング部
松原千明さん
「一番最初に生まれていたのは、実はパンケーキになります」
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■2つの違いに重要なのは“パン”■2つの違いに重要なのは“パン”
ホットケーキとパンケーキの違いは歴史?味?それとも見た目?ホットケーキとパンケーキの違いは、一体何なのでしょうか?
松原さん「業界全体としては、歴史の部分が一番の要因かなと思っている」
ホットケーキとパンケーキの違いは歴史?一体、どういうことなのでしょうか?
パンケーキの「パン」は、フライパンの「パン」 松原さん「一番最初に生まれていたのは、実はパンケーキになります。パンケーキの『パン』というのは、フライパンの『パン』になりまして、平たい鍋のことを指している」
パンケーキは、海外で生まれた食べ物。なんと、パンケーキの「パン」は、食べるパンのことではなく、フライパンの「パン」だといいます。
パンと区別するためにホットケーキと呼ばれるようになった実はこの“パン”が、この2つの違いに重要なのです。
松原さん「日本には、すでにパン(ブレッド)がありましたので、これと区別するということと、温かいうちに食べるということで、ホットケーキという名称が広まった」
ホットケーキは日本生まれで、パンケーキが日本に入ってきた際に、パンと区別するためにホットケーキと呼ばれるようになったということです。
松原さん「パンケーキがありながら、そのうちの一部として、日本育ちがホットケーキになる」 松原さん「フライパンで作るもの全般の総称として、パンケーキがありながら、そのうちの一部として、日本育ちがホットケーキになるかなと思います」 街の人(60代)
「そうなんだ。ちょっと頭の中に、忘れない限り置いておきます」 街の人(20代)
「えーすごい」
「一本取られました」 ホットケーキとパンケーキ、現在は呼び方の他に大きな違いはなくなっているそう
ホットケーキとパンケーキ、現在は呼び方の他に大きな違いはなくなっているそうですが、森永製菓は「ホットケーキはより簡単に作れるように、パンケーキはよりふわふわでしっとりした食感になるように、成分などを変えている」ということです。
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