わさび漬けで有名な田丸屋本店などは情報通信技術を用いた畑ワサビの試験栽培を行っていて、収穫された畑ワサビを使った新商品の試食会が開かれました。
田丸屋本店やNTT西日本など3社は、県産ワサビの生産量の回復を目的に静岡市の平野部で畑ワサビの試験栽培を行ってきました。
気温や水分量、辛味を数値化し管理することで強い辛味を特徴とする畑ワサビが収穫できたといいます。
村田彬記者「こちらがきょうお披露目されたコレカラわさびです。茎と葉っぱの食感がとてもシャキシャキしていて、噛むほどにさわやかな辛味が広がります」
新商品の「コレカラわさび」には畑ワサビの茎と葉が使われ、ピクルスとしょうゆ漬けの2種類が用意されています。
田丸屋本店 望月啓行社長「水分とか養分によって辛味まである程度影響を及ぼすことができるというのは、今までわさびを使ってきたものにとっても非常に新しい驚きだったということですね」
新商品は7月上旬まで田丸屋本店などでテスト販売が行われ、その後県内のお土産処などで販売される予定です。
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