長期金利が11年ぶりの高い水準まで上昇しています。きょうの東京債券市場で長期金利は一時、0.975%まで上昇しました。

きょうの東京債券市場で、長期金利の代表的な指標である10年物国債の利回りは一時、0.975%まで上昇しました。2013年5月以来、11年ぶりの高い水準です。

日銀は大規模緩和の一環として長期金利を抑えるため、月に6兆円程度国債を買い入れていますが、先週13日に一部の国債の買い入れ額を前回より500億円減らすと発表。

市場では「国債の買い入れ額は今後、減額されていくだろう」との見方が広がっていることに加え、先週末、アメリカの長期金利が上昇した流れを引き継いで日本国債が売られ、長期金利の上昇につながっています。

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